4. AIと組織・人材戦略の融合テーマ
単なるAIツール導入に留まらず、「従業員体験(Employee Experience)」や「Purpose(意義)」重視のHR運営が議論されています。働き方や評価、リーダーシップ論も変革のフェーズへ向かっています。
➡ 従来の“福利厚生主導型”人事から「価値実感・意味づけ」重視へのシフトがトレンド化。
5. AI制度・法令整備への対応
AI活用が進む中で、AI・テクノロジーに関する法整備や倫理・リスク管理 が重要テーマに。実務担当者向けのAIガイドや社内ルール策定も進んでいます。
➡ 利用方針の社内整備/透明性・説明責任・公平評価の確保など実務での検討が不可欠。
6. 2026年の法改正・労務対応トレンド
最新の実務情報でも、2026年に複数の法改正や制度変更が注目されています —
社会保険・年金制度の見直し
障害者雇用率引き上げ
育児・介護休業制度などの継続的見直し
などが予定されているとの資料があります(企業対応準備が進行中)。
➡ 法改正のタイミングが集中するため、人事労務部門では 周知・就業規則改定・実務フロー見直し の準備が重要です。
7. 人材育成・組織戦略の深化
2026年に向けた 育成・研修計画の特集 が人事専門誌で発行されました。戦略的な HRBP(HR Business Partner)の役割拡大や、評価・配置・組織開発の重点テーマが取り上げられています。
➡ 組織の持続的成長に向けて、スキル開発・人材ポテンシャル活用の戦略が強まっています。
8. 展示会・技術展示でのDX推進
人事・労務DX EXPO 2026 春 など、最新のDX・HRテクノロジー展示会も開催予定。人事システムや自動化ツールを比較検討する機会が提供されます。
➡ DX投資は単体ツール導入から、 戦略的人事データ活用・分析基盤構築 へと進化しています。
お知らせ・セミナー情報
2025.12.24
労務・人事に関する2026年の話題②
